ワークショップをおこなうときにロゴ作成は必要なのか

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ワークショップを開催しようとするときには、ワークショップのロゴ作成をした方が良いのではないかと思う方も多いでしょう。

ロゴ作成をするのにはメリットもありますが、デメリットもあるのも事実です。ワークショップをおこなうときにはロゴ作成をした方が良いのでしょうか。この記事ではワークショップとロゴの関係について詳しく紹介します。

ワークショップでのロゴ作成は活発になっている

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ワークショップを開催するときにはロゴ作成をした方が良いだろうと考える方が多くなりました。多くのワークショップではロゴが使用されているからです。自社でワークショップを実施するときや、他社と提携してワークショップを開催するときには、他の事例にならってワークショップ独自のロゴを用意した方が良いと考えるのももっともなことでしょう。

ワークショップでのロゴ作成は活発になっているので、ロゴを作っておくに越したことはないかもしれません。

ワークショップでロゴ作成をするメリット

ワークショップでロゴ作成が活発になっているのは、ロゴによってコンセプトを打ち出せるからです。ロゴは小さなシンボルや短いテキストによって情報を伝えるツールになります。どのようなコンセプトで実施するワークショップなのかをロゴを通して理解してもらうことができます。

シリーズにして複数回のワークショップを実施する場合には、ロゴがあるとそのロゴを見るだけで同じワークショップだと判断してもらえるのもメリットです。次回のワークショップの告知をするときにロゴを使用するだけで、前のワークショップの続きだと理解してくれるでしょう。

ワークショップを年次開催するようなときには、ロゴに「2022」などの数字を入れておき、次年度には「2023」とすることによって開催年度を明確にすることもできます。

シンボルなどは同じものを使用することで一連のワークショップという認識を持ってもらうことが可能です。このような開催年度入りのロゴ作成をすることで、参加者に配布した資料がいつのものなのかを後になってチェックしやすくなります。

すべての資料にロゴを入れておくだけで、いつまでもわかりやすい資料になるのがメリットです。

ワークショップでロゴ作成をするデメリット

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ワークショップでロゴ作成をするのにはデメリットもあります。シリーズで実施するワークショップの場合には過去のワークショップとの関連性を明確にしたり、次に実施するワークショップの認知度を高めるのに有効なのは確かです。

しかし、単発で実施するワークショップの場合にはこのようなメリットがありません。ワークショップのコンセプトを明確にすることは可能ですが、次に生かすことはできないのでメリットは小さくなります。ワークショップのロゴを作成するにはコストがかかるため、コストパフォーマンスを上げられるかどうかが重要です。

特にロゴでコンセプトを打ち出す必要がないケースでは、ロゴを作成するとコストパフォーマンスが低くなってしまうでしょう。ワークショップでロゴ作成をするデメリットとして、ロゴによる固定観念が生まれることも挙げられます。

自由なディスカッションをしてアイディアを生み出すのを目的とするワークショップでは、ロゴによって伝わったイメージが先行してしまってアイディアが偏ってしまうリスクがあります。参加者に偏りが生じてしまう可能性もあるため、ロゴの影響力をよく考えて作成するべきかどうかを判断する必要があるでしょう。

ワークショップでロゴが活用されている背景

ワークショップでロゴ作成をするのにはメリットもデメリットもありますが、現代のワークショップではロゴを活用するケースが多くなっています。その時代的な背景が2つあるのでチェックしておきましょう。1つはワークショップの運営主体がブランディングを考えて定期的に実施するケースが多くなったからです。

ワークショップの実施目的がブランディングのことが多く、ブランドイメージを的確に伝えるためのロゴを作成するのが常套手段になっています。もう1つの背景はロゴ作成のコストが下がったことです。企業のブランドロゴとしてずっと使用するような高いクオリティのロゴを作成するにはコストがかなりかかることは否めません。

しかし、単発のワークショップで使用するための簡単なロゴであれば無料ツールを利用して作成することもできます。ロゴの存在がデメリットになるようなワークショップでない限りは、ほとんどコストがかからないことを考慮してロゴを用意するのが良いと考えられるようになりました。

ロゴの自動作成ツールを利用することもできるようになり、フリー素材を使ってワークショップのコンセプトに合うロゴ作成もできることから活用されるケースが増えています。

目的に応じてロゴ作成をするかを判断しよう

ワークショップのロゴを作成すべきかどうかはよく考えて判断するのが大切です。ロゴがあって損はないと思われがちですが、上述のように参加者の偏りが生じる原因にもなるなどのデメリットもあります。ワークショップの目的に応じてロゴ作成をするかどうかを考え、メリットがデメリットに比べて大きいときには作成するのが適切です。

シリーズでワークショップを実施するときにも、毎回コンセプトが変わることもあります。

定期的に開催するワークショップだからといってロゴ作成をすれば良いと一概に言うことはできません。ただ、シリーズで実施するワークショップのロゴを用意すると共通概念を持たせることができます。リピーターを獲得したいときには重要なポイントになるので、ワークショップのロゴがあった方が良いのは確かでしょう。

シリーズのときには毎回違うロゴを作成しても構いません。共通のシンボルを使用するなどの工夫をすれば、シリーズものだという理解を得ることはできます。いつまでも変わらないポイントをデザインとして取り入れて、新しい部分をテキストやもう一つのシンボルとしてロゴに取り入れるというアプローチも可能です。

ロゴの有用な活用手段があるかどうかをよく検討するのも重要なポイントです。

ワークショップでロゴ作成をすべきかはケースバイケース

ワークショップでのロゴ作成は頻繁におこなわれるようになりましたが、必ずしも作成するメリットばかりではないので慎重な検討が必要です。

ロゴ作成にはコストがかかることも加味して、メリットが十分にあるときにだけ作成するのが適切でしょう。どのようなデザインにするかによってもメリットとデメリットのバランスが変わるので、慎重に吟味してから作成を進めるのが大切です。